●ビタミンA,C,E:
ストレスよって起こる細胞へのダメージ(酸化)に対抗するための基本となる抗酸化物質、免疫機能の維持に必要。細胞の酸化が進むとガ
ンや動脈硬化などの生活習慣病を引き起こすといわれています。
細胞の酸化、精神的なストレスだけではなく、肉体的なストレスに関しても言えるので(特にスポーツ選手などにとっては)健康的な生活
をしていく上でベースとなる栄養素となります。
それぞれ一日に
ビタミンA:5000IUから25000IU
ビタミンC:(下記参照)
ビタミンE:400IUから600IU
●ビタミンB群:
体の様々な代謝機能、細胞機能維持に関与しているだけでなく、神経系機能を正常に保つためも必要です。
医師の管理の下、直接注射をしてもらうと即効性がありますが、食事&サプリメントで摂取しても勿論OKです(毎回点滴も受けてられない
のでこれが基本となりますね)。ビタミンB群は一日にそれぞれ100mgずつを。
●ビタミンC:
他のビタミンが酸化、破壊されるのを防いだり、抗ストレス、抗酸化作用を持ちます。また副腎機能にとっては必須の栄養素でカテコール
アミンや副腎皮質ホルモンを体内で合成する際に必要です。ビタミンCの体内の貯蔵を助けるバイオフラボノイドと一緒に摂取するといいでしょう。ビタミンCは一日に3000〜10000mgを。
●プロテイン(タンパク質):
上のビタミンCと関連しますが、カテコールアミンや副腎皮質ホルモンが分泌されると体内でのタンパク質の分解が促進されます。
つまりストレスによって筋肉が喰われていっちゃうわけですね。ですからストレスのある状態にあるときはビタミン類だけではなくタンパ
ク質も十分に摂取するようにしましょう。
*特にストレス下に置かれている時は体内でのグルタミン濃度の低下が顕著ですので、ストレス下にあるときはグルタミン単体の摂取も効
果を発揮してくれるでしょう。