発汗は体にとって最も健康な反応のうちのひとつです。遡れば２０００年前、哲学者パルメニデスが「体に熱をもたらせば、われわれはあらゆる病から開放されるであろう」と唱え古代ギリシャの人々の間で風呂が作られていましたし、アメリカ先住民たちの間ではスウェットロッジと呼ばれる汗をかくための小屋が作られていました。つまり、科学的に研究される以前から人々は直感的に発汗することの健康効果を身をもって体感していたと言えますね。健康のため、スポーツ選手にとってはパフォーマンスの向上、そして疲労回復促進のため、発汗の健康への効果を知っておきましょう。

●発汗によってカロリーを消費するため脂肪燃焼のための手助けとなる。
●内分泌腺、それぞれ器官の代謝の機能を向上させる
●心臓のポンプ機能がより活発なる、最小血圧を下げるなど循環系に機能する。
●熱を作り出すことによりウイルスやバクテリアを死滅させす。また血液中の白血球成分を増加することにより免疫機能がｊ向上し風邪を始めとする感染症やその他の疾患への抵抗力が増す。
●体内に蓄積されるカドミウム、亜鉛、ニッケル、ナトリウム、コレステロール、スルホキシル酸、鉛などを排出する。
●末梢にある血管の拡張を促すことにより、痛みの軽減、捻挫や筋違い、滑液包炎、末梢の循環器障害、関節炎、筋肉痛などからの回復を促進させる
●リラクゼーション効果
●脳下垂体からの成長ホルモンの分泌を促進させる。