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目的との合致

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◆筋肉の種類と数
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筋肉は大きく分けると

●骨格筋(主に骨格にあり体をささえ、運動をつかさどる。
自分の意志によって収縮させることができるので随意筋とも呼ばれる)

●平滑筋(主に消化管壁・気管壁・血管壁・泌尿生殖器系の導管などにある。
自分の意志で収縮させることができないので不随意筋とも呼ばれる)

●心筋(心臓筋ともいわれ、心臓壁をつくっている筋肉。横紋筋であるが、
不随意筋で自分の意思とは無関係に一定のリズムで収縮する。

に分けられ、その数は600を超えると言われています。

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◆体作りの関する筋肉
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当たり前ですが、その中でボディデザインに関係する筋肉は骨格筋ですよね。

ではその中で体作りを行う際に使う筋肉を大きく、いくつかのパートに分けてみましょう。

*首から肩にかけてのライン
●首
●僧房
●肩

*体幹の上部のライン
●胸
●上背部
●中背部

*腕のライン
●三頭
●二頭
●前腕

*体幹の中央のライン
●下背部
●腹

*下半身のライン
●四頭、ハム
●内転
●臀部
●カーフ

の大きく5つに分けられます。

◆基本?と応用?
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トレーニングには基本種目と言われる種目と基本となるフォームというのがあります。

基本種目には

●各部位を満遍なく刺激できる
●各部位を満遍なく使うため、比較的重たい重量が扱える

などといったメリットがあり重宝されているのですが、「自分のイメージする筋肉のライン、
シェイプ(形)」を作っていくことを目的とした場合、基本種目をとことんやりこむ意義はあるのでしょうか?

勿論、全身を大きくしたい人にとっては必須となるでしょう。

ただ皆が同じからだのラインを目指しているわけではありません。

目的によっては

●肘を張る(脇を閉めない)or張らない(脇を閉める)orその中間
●体幹部を反らすor丸めるorその中間
●手幅を広く持つor狭く持つorその中間
●スローに行うor速いテンポで行う
●丁寧に行うor振り回す
●インターバルを十分に取るor詰めて行う

などをうまく使い分けるほうが間違いなく近道となります。

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◆間違っているフォーム
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上記のようなことを考えていくと、間違っているフォームというのは
怪我をしないことは勿論、”自分の行っていることが目的と合致していないもの”
であると言えます。むしろ、これが一番重要です。

*現在自分の行っている事がただ人真似ではないか?
*使用重量、フォーム、種目の構成が本当に現在の自分のレベル、目
的に合ったものか?
*体は今何を求めているか?

重量を扱うことがだけがすべてではありません。

振り回すのが目的であればそれはそれでいいのですが、体の形を作っ
ていくことを考えれば、使用重量だけに拘らずにひとつの部位でもあ
らゆる角度からあらゆる重量で攻めていく必要があります。

それが上述した

●肘を張る(脇を閉めない)or張らない(脇を閉める)orその中間
●体幹部を反らすor丸めるorその中間
●手幅を広く持つor狭く持つorその中間
●スローに行うor速いテンポで行う
●丁寧に行うor振り回す
●インターバルを十分に取るor詰めて行う
●可動域

こういった事です。筋肉だけではなくアプローチの仕方によって内分
泌系に与える影響も変わってきます。

是非是非、自分の心(目的)と体と相談してみてください。

すべての概念を取り払って考えてみると現在行うべき理想のトレーニ
ング内容が浮かび上がってくるはずです。

 
 
 
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