ザカゼフスキーによる段階的ストレッチングプログラム
ザカゼフスキー博士(James E. Zachazewski)による、段階的速度によるストレッチング・プログラム(P.V.F.P=progressive
velocity flexibility program)。
・Static Stretching(SS) : 静的ストレッチング
・Slow Short End Range(SSER): 低速・短端域
・Slow Full Range(SFR): 低速・全可動域
・Fast Short End Range(FSER): 高速・短端域
・Fast Full Range(FFR): 高速・全可動域
「運動選手は、活発刺激をコントロールする環境において、低速度から高速度へ移行する活動へと移っていく。
静的ストレッチングの後、低速・短端域(SSER)→低速・全可動域(SFR) →高速・短端域(FSER) →高速・全可動域(FFR)の順に行う。
動きのコントロールと可動域は選手に任せる。外部からの補助はかけないようにする。」
この段階的プログラムを用いることによって、筋肉と筋腱結合部が機能的なバリスティック動作へ段階的に適応する、これによって傷害へのリスクを軽減させることができる。
『ストレッチングマニュアル』 マイケル・J・オルター著 より