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●転ばぬ先の運動と生活習慣

■転ばぬ先の杖(転んでから杖を用意しても何の意味もなさない。転ぶ前に用心して手に杖を持つべきだということ。)

英語だと、...
・Forewarned is forearmed.(警戒は警備なり)
・Prevention is better than cure.(予防は治療にまさる)

なんていうそうです。

『故事ことわざ事典』より

■身体の調子が良い時は、自分自身の身体の事について考えることはあまりなくて、どちらかと言うと、身体の調子を崩した時に必要性、重要性を感じて、色々気をつけ始めるのですが、身体の調子を崩してから頑張るのは元気な時にやるより何倍もエネルギーを要します。

なんでもそうですが、一気に何かをやろうとするとしんどいですよね。

どうすれば良いか?

まさに、警戒は警備、予防は治療にまさるということで、未然に予防(すべての体力要素を維持、向上させておく)しておけば良いんです。

■すべての体力要素とは、

・身体的要素

@行動体力(筋力、瞬発力、持久力、柔軟性、バランス、敏捷性)
A防衛体力(器官・組織の機能、免疫力)

・精神的要素

@意欲(モチベーション)
A意志の強さ(メンタルマネージメント)

がありますが、

定期的なトレーニング(全身満遍なく)と身体の調整、ある程度の食事コントロールをしておけば、ほぼすべての要素(身体的要素だけでなく、精神的要素まで)を満たせます。

●結論

コツコツやるしかない。

それが習慣になれば、健康の為の最大の予防になります。

毎日ひたすら楽な生活をして何か起こった時に一気に苦しむか(苦しまない可能性もあるけど、体力レベルが低いと苦しむ可能性の方が限りなく高い)、

日々少しずつちょっぴりしんどい事(慣れてきたらまあまあ楽しいよ)をして、大きなリスクを回避するか(リスクを0にすることは出来ないけど、体力レベルが高いとリスクを回避できる可能性が高くなる)。

最後は自分自身がチョイスすることですけどね。

自分を変えるのは自分です。