ドーパミン
楽しい気分でいるときに脳内に分泌され、前頭葉を刺激する
前頭葉は創造性と深く関わっており、独創性のあるアイデアが生まれやすくなる
減少すると、パーキンソン病になりやすい
メラトニン
生命力や長寿に関連する作用があり、暗くなると多く分泌して眠気を覚え、明るくなると眠気を覚ます
鳥では、生物時計として働くとされる
セロトニン
人体に約 10 mg 存在し、そのうちの 2 % が脳内に分布している
脳波が α 波(アルファ波)や θ 波(シータ波)の状態に入る手助けをする
減少すると、鬱病になりやすい
β - エンドルフィン
モルヒネに似た作用を持ち、哺乳類の脳や膵臓などに存在する
ランナーズハイは、β - エンドルフィンによって引き起こされるものと考えられている
ノルアドレナリン
副腎から血液に放出される脳内ホルモン(神経伝達物質)
ストレス・ホルモンの 1 つであり、脳幹で解放されて、脳に影響を及ぼす
コルチゾル
ストレスを受けると副腎皮質ホルモンのコルチゾルが過剰になる
ベトナム帰還兵の PTSD(心的外傷後ストレス障害)の調査から、コルチゾルが海馬を委縮させることが分かった
更に、血圧を高め、動脈硬化も促進させる
β - アミロイド
アルツハイマー病の原因
脳にたまると、海馬にある記憶を司る神経細胞を壊す
プロスタグランジン D2
質のよい睡眠を誘発する
アセチルコリン
副交感神経を刺激して、脈拍を遅くしたり唾液の産生を促したりする
ギャバ(γ - アミノ酪酸)
Gamma - AminoButyric Acid で GABA と呼ばれる
海馬・小脳・脊髄などに存在する抑制性の脳内ホルモン(神経伝達物質)