腸内細菌と睡眠
腸内細菌の多寡(たか)が睡眠量を左右する。
不眠症患者の腸内細菌数は、不眠でない人に比べて有意に少ない。睡眠時間の短い高齢者でも腸内細菌は少ない。
また抗生物質で腸内細菌を減らしてしまった人は、短眠傾向を示す。
Rhee YH,Kim HI:The correlation between sleeping- time and numerical change of intestinal normal flora in psychiatric insomnia patients.
『眠りを科学する』井上昌次郎