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熱ショックタンパク質と筋萎縮

10 月 18th, 2011 by stslog

●Heat treatment reduces oxidative stress and protects muscle mass during immobilization.
Selsby JT, Dodd SL.

熱療法は酸化ストレスを軽減させ、不動化による筋肉量の減少を防ぐ。

●Heat stress increases myonuclear number and fiber size via satellite cell activation in rat regenerating soleus fibers. Oishi Y, Hayashida Mら

ブピバカイン注射後のラットの再生ヒラメ筋細胞において、温熱療法(42 ± 1°C for 30 minを隔日で1、2週間)を行ったところ、筋核数、筋繊維数が増加した。温熱療法による、サテライト細胞の活性、熱ショックタンパク質72(HSP72)、カルシニューリンタンパク質のアップレギュレーションが重要な役割を持っていると考えられる。


●Heat stress attenuates skeletal muscle atrophy in hindlimb-unweighted rats.
Naito H, Powers SKら

温熱療法は後肢に負荷を与えないラットの筋萎縮を軽減させた。HSP70,HSP72などの熱ショックタンパク質の量が顕著に増加していたことから、これらのストレスタンパク質が収縮能減少による筋萎縮をコントロールする役割を持っていると考えられる。

 
 
 
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