ここではマシントレーニングやフリーウエイトトレーニングのそれぞれの長所、短所について見てみよう。
フリーウエイトトレーニング
- フリーウエイトの利点:
- フリーウエイトのエクササイズではマシンのエクササイズに比べ補助筋群、スタビライザーをよく効果的に発達させることが出来る。
- バイオメカニクス的な観点から見て、てこ作用、身体の使い方が実際のスポーツの動作と類似している
- ダンベル、バーベルはマシンに比べた目的に使用できる。
- 値段がマシンに比べ安価である
- 何台ものマシンを置くよりスペースを必要としない。
- 筋力を向上させるのに効果的である
- サイズアップ、柔軟性、体脂肪の減少などそれぞれの目的を達成するためにマシンよりフリーウエイトを用いるトレーニングのほうが効率がいい。
- フリーウエイトの欠点:
- 高重量でトレーニングしていてコントロールを失ってしまった場合、怪我の危険性がある。
- 取り外し式のダンベルなどはカラーをしっかり締めていないと外れてしまい、怪我の危険性がある。
- セットごとのプレートの取り外しに時間がかかる。
- スペースが混雑しすぎていると隣の人と接触してしまう可能性がある。
- 筋肉をコントロールさせてトレーニングを行うように出来るまである程度の時間を要する。
マシントレーニング
- マシントレーニングの利点:
- 筋肉をアイソレートして鍛えるのが容易である。
- ピンを変えるだけで重量を設定することが出来、使い方が容易である。
- 健康増進が目的であれば、プレートの付け外しや、高度なトレーニングテクニックがさほ・どの必要ないマシンエクササイズを行うことのほうが容易である。
- マシントレーニングの欠点:
- 補助筋群、スタビライザーを鍛えられる割合がフリーウエイトに比べて少ない
- 基本的にスピードトレーニング、爆発的トレーニングを行うことが出来ない
- 一般の人を対象に製造されているため、背が高すぎる人や低すぎる人にとって動作を行うのが困難なものがある。
- 筋力や筋量を増加させるためにはマシンよりフリーウエイトのほうが効率が良い。
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