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低温暴露による身体への影響

環境温度の微少変化は、顕著なエネルギー消費量増加、ホルモンのホメオスタシス変化をもたらす

成人健常者を対象として19度と24度の環境行われた介入交差試験において、19度の低温暴露において

●血漿、尿中ノルエピネフリン(P<0.0001)、エネルギー消費量は5.96% (P<0.001) 増加。
●遊離脂肪酸レベル(P<0.01)、空腹時インスリンレベル(P<0.05)、は顕著な上昇。
●食後のグルコースレベルは最低限の減少。
●少数とはいえ無視できない増加としては血清遊離チロキシン(P<0.002)と尿中遊離コルチゾール(P<0.05) の増加

が見られた。このエネルギー消費量の増加はカテコールアミンと逆調節機構((counter regulatory mechanism(グリコーゲン分解の促進と合成の抑制))の働きの活性化によると考えられる。

Minimal changes in environmental temperature result in a significant increase in energy expenditure and changes in the hormonal homeostasis in healthy adults: Celi FS, Brychta RJら 


小児の無酸素性パワーに対する低温暴露の影響

9?13歳の健常男子12名を常温環境(23℃, 相対湿度40%)と低温環境(5℃, 相対湿度40%)で30分間の安静の後, それぞれウインゲート無酸素性テストを2分間の休憩をはさんで2回施行した。

両温度環境の1回目のWAnTにおけるmean powerの比較では、有意差が認められなかった。各々の温度環境において2回目のWAnTのmean powerを1回目のWAnTのmean powerで除して算出した回復率の比較では、低温環境において回復率が有意に低下していた。以上より低温暴露は小児の無酸素性パワーに影響を与えないが、 回復を遅延させると考えられる。

Effects of Cold Exposure on Anaerobic Power of Children: IWATA MANABUら

 
 
 
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