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クレンブテロール、β-作動薬は異なるメカニズムによって、神経支配のある筋、除神経されたラットのヒラメ筋の成長を促す

クレンブテロール、β-作動薬は異なるメカニズムによって、神経支配のある筋、除神経されたラットのヒラメ筋の成長を促すClenbuterol, a beta agonist, induces growth in innervated and denervated rat soleus muscle via apparently different mechanisms C. A. Maltin, S. M. Hayら

同化剤の飼料投与として、クレンブテロールがラットのヒラメ筋における除神経誘発による筋萎縮を抑制することは知られていた。我々は除神経されたラットの筋におけるクレンブテロールの修正効果は主にタンパク合成の増加によるものである事を明らかにした。

クレンブテロールにおける筋の成長促進は、タンパク合成キャパシティの増加と翻訳効率の正常化によって起こっている。神経支配にある筋と除神経された筋の応答は根本的に異なることから、除神経筋の変化は細胞から成長因子における多様な応答(pleiotypic response)と類似している。


β作用薬は筋細胞に対して様々なアナボリック効果(筋繊維の増加、タンパク同化、脂肪燃焼作用など)を持つが、ドーピングで違反な上に身体への負担も大きい。従って、ナチュラルでのトレーニングに活かすには、

●トレーニングによって筋のβ受容体密度を高めておく

●エピガロカテキン、オクトパミン&シネフリン(ビターオレンジなど柑橘系に含まれる)などβ3受容体をマイルドに刺激するサプリメントの摂取

●α受容体拮抗作用(αブロッカー)のあるヨヒンベを利用する。
※ラウオルシンというハーブに含まれるαヨヒンベ(アイソヨヒンビン、コリナンシディン)は主にα2アドレナリン受容体に作用するため、α1受容体まで刺激してしまうヨヒンベより負担が少ないといわれている。

などが考えられるだろう。

*シネフリン、ヨヒンベの作用などについては改めて紹介したい。

※アドレナリン受容体の種類とアドレナリン受容体が分布する組織、その作用についてまとめてみた。尚、α受容体は腹部など脂肪のつきやすい部位に多い。

受容体 組織 作用
α1 大部分の血管平滑筋 収縮
瞳孔散大筋 収縮(瞳孔散大)
立毛筋 立毛
ラット肝細胞 グリコーゲン分解
心臓 収縮力増強
α2 中枢シナプス後膜 神経伝達
血小板 凝集
神経終末(シナプス前膜) 自己受容体
一部の血管平滑筋 収縮
脂肪細胞 脂肪分解阻害
(Giタンパク質の阻害)
β1 心臓、腎臓 収縮力と心拍数増強
β2 呼吸、子宮、血管平滑筋 弛緩促進
骨格筋 K流入促進
ヒト肝細胞 グリコーゲン分解
骨格筋、脂肪組織 脂肪分解促進
β3 脂肪細胞 脂肪分解促進
D1 平滑筋 腎血管拡大

 
 
 
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