◆刺激への適応
前回は本当にしつこいくらい刺激への適応についてみていきましたが、 この論理は他のことにも応用できそうです。
今日はテーマを「原因と結果」にして、ちょっと見てみましょう。
◆どうして腰痛になるのか
腰痛になる原因は人それぞれです。
●運動不足から来る筋肉、筋力が低下からくる痛み ●上と少し重複しますが老化に伴う、筋肉、骨の脆弱化からくる痛み
●スポーツなどで飛んだり、跳ねたり、捻ったりして起こる痛み ●間違ったトレーニングのフォームで腰に過度の負担がかかって起こ る痛み
●座り仕事など日常生活から来る腰の疲労による痛み ●栄養不足 など 原因(=腰痛の原因となる物事)があり結果(=腰痛)が引き起こり ます。
例えば、筋肉や骨の脆弱化からくる腰の痛みはマッサージや代替治療 は主な治療ではなく筋肉や骨を強化することが根本的な解決法となり
ますし、スポーツでどうしても回転動作を伴う動きで体がずれてくる というのであれば代替治療とトレーニングを組み合わせていくことが
解決法となります。
これを理解していないと、いつまで経っても問題は解決しません。
逆
にこれさえ理解していれば、無駄なことは一切行わなくてもすむとい うことです。
無駄なことはできるだけしたくないですよね。
◆脂肪吸引
脂肪吸引ってありますよね。
これって一瞬物凄く魅力的に見えますが、よく考えたら基礎代謝が低 いのに脂肪を吸引してもまた脂肪は合成されて同じように脂肪がつい
てきます。
これだとどれだけ脂肪を吸引しても元の木阿弥です。 もうお金が余って仕方がないという人はこれでもいいかもしれません
が、運動や食生活をいつまでも整えないと外見は良くても、疾患のリ
スクは高いままです。
したがって脂肪を燃やす根本的解決法は吸引ではなく、基礎代謝の高
いエネルギーをドンドン消費してくれる体質を作ることと食生活にあ るといえるでしょう。
◆まとめ
どうして腰が痛いのか、どうして筋肉がつかないのか、どうして痩せないのかなどなど・・・
原因と結果を考えると、そこから最善の解決法が導き出されそうです ね。
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