ウォームアップすることに関連したメリット
・体温と組織温度の上昇
・血管床の抵抗が減少することで、活動筋の血流量が増加
・心拍数の上昇と、それにともなう運動適応のための心肺循環系の準備
・代謝率の上昇
・ボーア効果の上昇、つまりヘモグロビンの酸素放出の促進
・神経インパルスの伝達速度の上昇による身体動作の促進
・相反性神経支配の効率の上昇(拮抗筋と収縮と弛緩がより速く効率的に
・身体作業能力の上昇
・結合組織と筋肉の粘性(あるいは抵抗)の低下
・筋肉の緊張の減少
・結合組織と筋肉の伸展性の向上
・心理状態の向上
(Bishop, 2003; Goats, 1994; Hemmings et al. 2000; Karvonen, 1992; Whelan et al. 1999; Verkhoshansky and Siff, 1993)
『柔軟性の科学』より