STRATEGIC TRAINING SYSTEM

| トレーニングのホームへ | YYOKOTA.NETのホームへ |

バーベリー(バーベリスブルガリス、ヘギ、ヘビノボラズ)は小さい赤のベリーの実のなる低木の事を指します。その根、茎、樹皮に含まれる有効成分がバーベリーです。

その昔、バーベリーの種は北アメリカへの移民者がヨーロッパから持ち込みました。現在では北アメリカ中で同種のオレゴングレープとして知られています。
伝統的にバーベリーはヨーロッパやアメリカにおいて数多くの治療のために用いられてきました。最も知られているものでは胃に問題がある場合、肌の調子を整えるために使用されてきました。

バーベリーにはいくつかの有効成分があります。その中でもっとも有効的で良く知られているものにベルベリンが挙げられます。

ベルベリンには抗菌作用があり試験管内でアメーバを殺すことが証明されています。これは人間の細胞に付着しているバクテリアを抑制すること、つまりバクテリアの増殖を防ぎ感染症の予防を助けることを意味します。またO−157などに代表されるバクテリア性の下痢においてもベルベリンはその効果を発揮します。さらに免疫機能細胞を刺激し機能を改善します。

ベルバミンはバーベリーに見られるもうひとつの代表的な有効成分です。ベルバミンには炎症を抑える、抗酸化物質としての効能が知られています。

バーベリーに見られる苦味は上記で述べた有効成分(消化機能を助ける)が含まれるためです。

摂取量は一日1〜2gのバーベリーを水と一緒に三度摂取することが勧められています。リキッドタイプで摂取する場合は2〜3mlを一日に三度摂取すると良いでしょう。チンキとして使用する場合は2〜4mlを一日に三度塗布すると良いでしょう。

妊婦や小児についてのバーベリーの効果、副作用などについては現段階では報告されていません。したがって妊婦や病中病後、その他、別の薬などを摂取している場合、食物にアレルギーのある場合など、その摂取について注意が必要な場合は事前に主治医、または薬剤師さんなどに相談してみましょう。


 
 
 
Copyright : YUKI YOKOTA