日常生活では寝たきりほどの無負荷ではありませんし、ベッドレストの状態でも負荷を与えたり、ストレッチをすれば数値は変わるとは思います。勿論、トレーニング歴が長くてマッスルメモリーがあれば、以前の状態まではすぐに戻せるでしょう。
ただ、筋肉って、正しい姿勢、呼吸、食事、トレーニングフォームなど、すべてかなりの精度で出来ていても、コツコツやらなくては行けないのは間違いありません。
ましてや、全身満遍なく鍛えようと思ったら、ある程度のトレーニング量は必要になってくるかと思います。
■Molecular Transducers of Human Skeletal Muscle Remodeling under Different Loading States
異なる負荷状態でのヒト骨格筋リモデリングの分子トランスデューサー(トランスデューサーとは、ある物質(分子)の特定の状態を、他の物質(分子)に伝える装置(分子))
・筋肉のローディング(負荷)とアンローディング(無負荷)はmRNAの非翻訳領域を調節する。
・調節された遺伝子は筋肉の可塑性の中心となる機能的ネットワークを形成する。
・3つの独立した検証コホート(共通した因子を持ち、観察対象となる集団)で141の遺伝子が筋肉成長と相関している。
・いくつかの成長相関ネットワーク遺伝子は筋細胞タンパク質合成を直接調節する。
https://www.sciencedirect.com/…/artic…/pii/S2211124720309657