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下痢の特徴は頻繁にそして緩い、もしくは水のような便が出ることで す。

下痢に伴って起こる症状としては嘔吐、筋痙攣、喉の渇き、腹痛、 また時には熱を伴うこともあります。 下痢になると栄養の取り込みが悪くなるだけではなく、パフォーマン スは確実に低下してしまいます。下痢の状態でトレーニングをするということは、色々な意味で危険を伴います;。っというわけで今回はよくある下痢の原因と対処法を見て行きましょう。

◆下痢の原因

下痢の原因は様々ですが代表的なものとしては食べ物の消化不良、食 べ物に含まれる毒、アレルギー、お酒の飲みすぎ、バクテリアやウイルスの感染、そして汚染水(汚い水)の摂取によって起こります。 また食べ物以外の原因として代表的なものには潰瘍性大腸炎、憩室炎 (大腸にあるくぼみ(憩室)にばい菌が入っておこる)、すい臓の病気などが挙げられます。

◆対処法

●下痢になると体は脱水症状となり、同時に多量のミネラルを失うの でミネラル補給の意味も含めて十分な良質な水、(温かい)飲み物を 摂取する。 モチロン水分も取りすぎには注意です。 下痢の症状を緩和させる代表的な飲み物としては緑茶やイナゴマメドリンクなど緑色の飲み物、薄いお茶にハチミツを混ぜたものなどが挙げられます。

リンゴジュースや熱すぎる飲み物、冷たすぎる飲み物は下痢の症状を 悪化させる可能性があるのでさけるようにしましょう。

●繊維を多く含む食品をさける。 下痢のときは繊維質を多く含む食品はかえって消化器系にストレスを かけることになります。下痢のときは調理されたポテト、バナナ、うどんなど消化の良いものを中心に食べるように心がけましょう。

●その他避けるべき食品 乳製品、脂肪、グルテン、大麦、オーツ麦、ライ麦、カフェイン、辛い食べ物、アルコールは下痢の症状を悪化させる恐れがあるのでこれらも避けるようにしたいところです。

◆覚えておくこと

風邪を引いたときに体が熱を出しウイルスを殺そうとするのと同様、 下痢というのは体が毒素や異物に対して行う防衛的な反応です。
ですから以下の症状がない場合は負担のかかる食べ物を避け、ビタミ ン、ミネラルを豊富に含む食べ物、飲み物を中心に摂取し、しばらく 様子を見てみましょう。大抵は治るはずです。 ただし

●便に血が混じっている
●便が黒っぽい
●熱がある
●過度の腹痛、直腸痛
●過度の脱水(尿が出なくなる、唇がパリパリに渇く)

これらの症状がある場合は何か疾患によって下痢が起こっている可能性が高いですから、すぐにお医者さんに見てもらうようにしましょう。

 
 
 
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